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2006.02.11

トラックバックの今後を考える(RSSの流れに乗り遅れるな)

トラックバックの仕組みに関して、今の仕組みをもっと良い方向に変化させていくための仕組みってのを考えてみます。

現在注目してる技術単語として「Feed」ってのがあるんですが、このFeedの元となったRSSという技術は、最初は単なる更新通知でしかなかったわけです。つまり、更新しましたよって情報と情報にアクセスするための固定リンク(パーマリンク)を受け取るための仕組みだったわけです。サイボウスの小川浩さんは、これを「Feed1.0」と名付けています。更に、この次の流れとして、更新通知の仕組みではなくFeedの中に全てのコンテンツ(記事本文、音声データ、映像データなど)を含んでしまうことを「Feed1.5」と命名をしていました。(更にその先のFeed2.0という話があるのですが、そこは今関係ないので端折ります。)

これを、現在のトラックバックに結びつけて考えてみると、トラックバックも全コンテンツを送れたらどうかなぁと思ってたりします。というのも、現在のトラックバックは、コンテンツを送信するのではなく「通知」の意味がとても強いです。つまり、前述のFeed1.0→Feed1.5という流れで言えば、「Trackback1.0」なわけです。これを「Trackback1.5」にすると良いんじゃないかということについて書いていきます。

「Trackback1.5」にするということは、「固定リンク+概要」ではなく「固定リンク+全コンテンツ」を送信しちゃうということになります。こうなった場合、どういうことが想定できるでしょうか?

トラックバックは送信する人、送信される人、閲覧する人の3者が居るので3者の視点から検討を行います。

まず、一番大事な閲覧者の視点です。単純に考えて、閲覧する人は閲覧し易くなります。だって、私の場合、今のトラックバックの付き方だと、10個もついてたら全部のトラックバックを見に行くことはないです。それが、今見ている記事の下に参考意見としてコメントと同じように全文が記載されてたら、全部読むことと読むことの手間が大幅に省けます。もちろん、1000とか2000といった規模でトラックバックがついたときは課題として残ってます。これを解決するのがTrackback2.0なのかもしれません。

次にトラックバック送信者の視点です。トラックバックを送信する側の意図を、究極的には「自己の意見のPR」であるとした場合に、閲覧者が読みやすくなるということは、まず大きな利点です。ですが、全コンテンツを入れてしまうというのは自サイトへ誘導するのが難しくなるかもしれません。これに関しては、自己サイトへの誘導ということをトラックバックという技術で行うのがおかしいという状況になっていってくれたら良いなと思ってます。(トラックバックスパムの概念のほとんどは自己サイトへの直接的な誘導です。間接的な誘導として、ページランク向上があります。ページランクに関しては、現在対策が既に行われています。)

最後にトラックバック受信者の視点です。これは、特に考える必要性はなさそうです。閲覧者の一人と考えたら良いんじゃないでしょうか。スパム系の心配などがありますが、スパムトラックバックに関しては、以前指摘したことがある「承認制」を導入すれば良いと思ってますし、既に色んなブログサービスで「承認制」が導入されてます。

技術的な仕組みや、スパム行為に対する対策など、色々考えなくてはならないことがあるとは思いますが、現在のトラックバックという仕組みをちょっと変更するだけで、ブログというツールの魅力をもっと大きなものにできそうな気がしています。

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