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2005.10.07

大筋では納得できた引用問題

明示と表示の違い(http://lan.rgr.jp/diary/2005/09.xhtml#Thirty-One 著者:真名垣 郁夫さん)より引用

因みに、cite属性による出典の明示はISO、IEC、JISも採用した方法です。国際標準化機構、国際電気標準会議、国家規格が認め定めた方法が、ウェブブラウザは表示出来ないと云う理由だけで否定出来るとは思えませんが。

おおっ!根拠が見えてきました。ISO、IEC、JISといった複数の信頼できる(と一般的に解釈される)団体が採用している方法だという理由から「cite属性の引用」が出典元の明示という条件を満たしているとお考えなわけですね。だとすれば納得です。

まあ、おっしゃっるとおり判例でも出ない限り「絶対」ってのはありえませんが、私が納得するには十分な理由になりました。この件に関しては、これ以上異論はありません。

後は派生的な言葉遊びなんで、あまり面白くありませんが…。

明示の意味を辞書で調べてからそういう発言をした方が良いでしょう。

辞書を見てみましたが「はっきり示す」と書いてあります。「示す」と「はっきり示す」の違いは「示す」という曖昧な表現を明確にしてる点にあります。「示す」が、どう曖昧かというと、示すの意味を辞書で調ると分かります。

公衆送信権は決して公衆を対象とした条文ではありません。公衆送信権の「公衆」は「公衆送信」から来た単語であり、公衆送信権の対象が公衆だからと云う理由から来た単語ではありません。

待ってください。

遅い反応(http://lan.rgr.jp/diary/2005/09.xhtml#Twentyseven-One 著者:真名垣 郁夫さん)より引用

著作権法と照らし合わせて合法・違法を判断するのは製作者対製作者の議論であって、閲覧者を根拠にするべきではありません。

元々は上記引用部への発言であり、引用元を明示しなければいけない対象の話をしてたつもりです。それが、公衆送信権だけの話にすりかわってます。

公衆送信権の侵害だと思われる時に「これは引用である」という主張をするための条件として「引用元の明示」があります。そして、その場合に誰に引用元を明示すればよいのかという話です。

というか、私も勘違いしてますね。「誰に対して」といった表現をするから混乱するんです。引用元を明示しておかなくてはならないのは著作物を複製したものに対してです。公衆送信権に関して言えば、公衆に送信される物(=複製物)にちゃんと明示しとけよってことです。

とあれこれ書いてみてから、念のため真名垣さんが公衆送信権でリンクしてた先で引用を調べると

ブロードバンド辞典(http://dictionary.rbbtoday.com/Details/term86.html)より引用

出所を明示するには、一般に著作物の題号と著作者名の表示が最小限必要です

などと書かれてます。これを読んでちょっと笑ってしまいました。「示す」とか「明示」とか「表示」とかって言葉遊びしてても仕方ないですね。

最後に完全に余談ですが、上記辞典のところ読んで気付いたのですが著作権法48条に「出所の明示」ってあるじゃないですか。誰だよ「慣例みたいですね」とか適当なことほざいたのは。って、わしか。

そして、その条文を良く読むと著作者名が分かる場合は著作者名も書けと書いてありました。がびーん、私の引用方法は全然条件満たしてないやん。(というわけで著者というのを追加)

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